児童養護施設の子どもたちは、原則として18歳まで施設の中で生活をします。その後いきなり社会に出て一人で生活することになります。社会で生活する上で、重要な情報の一つに「お金」に関することがあります。
給与を得ること、家賃、生活費などの費用を支払うこと。貯金、ローン、社会保険など、様々な場面でお金は関わってきます。しかし、そのお金について学ぶ機会は、たいへん少ないのが現状です。
“きざし”では子どもたちに不足しているお金についての講座を定期的に開いています。
平成28年10月 白河学園
「第1回 大人準備講座」として白河学園の高校生向けにお金の話を中心に講座を開きました。お金の話でしたので、子どもたちは私達の想像以上に真剣に話を聞いてくれました。
平成29年2月 いわき育英舎
「第2回 大人準備講座」としてお金に関する講座、そして今回は「しくじり先生」として”きざし”メンバーが半生を振り返り、自らの失敗談を切実に話してくれました。
8月22日(火)、一般社団法人“きざし”として初めて実施する「みんなのきざし」。
福島県いわきし市にある児童養護施設いわき育英舎の子どもたち9名が参加してくれました。キッザニア東京、駄菓子屋、豊洲公園でドーナツ争奪綱引き大会、そして帰りの東京駅まで。大人と1日ペアになって過ごすイベントを実施しました。
平成30年5月 白河学園
きざしのメンバーで白河学園を訪問し、子どもたちと一緒にバーベキューでお腹いっぱい食べた後、運動場や体育館、子どもたちの住まいの共有スペースで一緒に遊びました。
平成30年7月 森の風学園
きざしのメンバーで森の風学園を訪問し、子どもたちと一緒に昼食をいただき、ゲームや縄跳びなどをして一緒に遊びました。また、豊かな自然に囲まれた学園の特色ある施設や教育方針、子どもたちの心のケアなどについて職員の方にお話をうかがいました。
8月20日(月)、特定非営利活動法人“きざし”として初めて実施する「みんなのきざし」には福島県石川郡玉川村にある児童養護施設森の風学園の子どもたち11名が参加してくれました。キッザニア東京、駄菓子屋、豊洲公園でドーナツ争奪綱引き大会、そしてゆりかもめと山手線に乗って、東京駅の鍛冶橋バス停まで。
大人と1日ペアになって過ごしました。